超分野植物科学研究会

Society of Trans-disciplinary Plant Sciences (TDPS)

News

2021/04/25 第1回研究会(2021/6/3〜4, Online)を開催します! 詳細はこちら
2021/01/23 Webサイト(仮)をオープンしました!

研究会について

1990年代以降、DNAシークエンサーや電子計算機等の性能の向上と関連する分析技術の進歩に支えられ、多種多様な植物のゲノムやこれらに含まれる膨大な数の遺伝子の構造が明らかにされてきました。また、近年は質量分析技術や画像情報取得技術の向上がめざましく、DNAやクロマチンタンパク質の修飾や様々な細胞内物質の動態、さらには植物体の外的形質をも大規模に捕捉しデータ化することが可能になりました。しかし、複雑な生命現象を真に理解するためには、これらの大規模解析によって得られる大量の情報をいかに有効に活用し、実験生物学的知見と統合するかが重要であり、これを実現させるため、従来の生物学の枠に囚われない、異分野融合により形成された新たな生物学の領域が、基礎から応用に至る幅広い目標に向けて大きな成果を挙げつつあります。そこで、この新たな流れをさらに発展させるための仕組みとして、「超分野植物科学研究会」を設立しました。

本研究会では、理学、農学、工学、情報学等幅広い分野の研究者が集い、各種オミックス解析におけるデータ収集技術や大規模情報解析技術、さらには複数のオミックス解析で得られた大規模データの統合技術の改良・開発について情報交換を行います。そして、様々な大規模解析から得られる情報や知識を、植物学、植物生理学、植物バイテクや育種等従来の植物科学に取り込み活用するための戦略についても議論します。

活動内容

研究集会、講演会、技術講習会、メーリングリストを通した情報交換

入会方法

入会希望の方は、以下のフォームから必要事項を記入をお願いいたします。
自動的に本研究会のメーリングリストに登録されます。
※研究集会などの個別イベントへの参加には、別途申込が必要ですのでご注意ください。

入会申込みフォーム

折り返し、メーリングリストの紹介をお送りしますので、ご活用ください。

役員

会長

二宮正士(東京大学)

副会長

岡田清孝(龍谷大学)

幹事長

田畑哲之(かずさDNA研究所)

幹事

磯部祥子(かずさDNA研究所)
岩田洋佳(東京大学)
内海ゆづ子(大阪府立大学)
大倉史生(大阪大学)
郭 威(東京大学)
田野井慶太朗(東京大学)
東樹宏和(京都大学)
戸田陽介(名古屋大学)
永野 惇(龍谷大学)
野下浩司(九州大学)
持田恵一(理化学研究所)
矢野亮一(農研機構)

事務局

かずさDNA研究所内
超分野植物科学研究会事務局

田畑哲之 tabata "at" kazusa.or.jp